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コンピューター制御KAFO C-Brace

C-Braceは世界で初めてのコンピューター制御KAFOです。膝を曲げながらの滑らかな歩行が可能になり、ユーザーの体への負担も少なくなります。

新時代の幕開け。

オットーボックは従来から使われている長下肢装具を変えたいと、ずっと挑戦していました。

ほとんどの場合、古くから固定膝継手が使われてきました。固定膝継手は膝を固定し歩行するので膝崩れを起こさずに歩行できます。しかし、その機能は、ロック・ロック解除のみ。その際に起きる危険や体への負担は、歩行するために無視せざるをえませんでした。

C-Braceは世界で初めてのコンピューター制御KAFOです。カーボンで作られた支持部に本体が取り付けられます。本体の複合センサーがユーザーの歩行を瞬時に検知し、その情報で油圧シリンダーが膝関節の動きをコントロールします。

膝を曲げながらの滑らかな歩行が可能になり、ユーザーの体への負担も少なくなります。

ハイキングに行ったり、街でのショッピングを楽しんだり、すぐに疲れてしまって今まで敬遠していたことも可能にします。



C-Braceとは

膝を曲げながら歩けるのに膝折れしないKAFO



C-Braceは膝を曲げながら歩けるのに、コンピューターが制御しているので歩行時に膝折れしない膝継手です。子供を抱いていても安心して歩くことが出来ます。また不整地にも対応できるので、足元を気にせず、前を向きながら歩行可能です。

C-Brace 内部

①本体内部
・油圧センサー:油圧シリンダーの状態を検知
・加速度センサー:ユーザーの加速度を検知
・膝角度センサー:ユーザーの膝の角度を検知
・マイクロプロセッサー:センサーから得られた情報を集約し、ユーザーがどういう動きをしているかを瞬時に判断し、油圧シリンダーに指令を伝達
・バッテリー:リチウムイオンバッテリー

②電源ボタン

③バッテリー残量のインディケータ

④Blutooth

⑤充電口

油圧シリンダー

油圧シリンダーが膝関節の動きの制動を担っています。

膝関節を曲げるときにすっと曲がるのか、曲げられないくらい固くするのか、という判断をマイクロプロセッサーがして、油圧シリンダーの抵抗値を調整しています。座るときには、じわっと体重をかけて曲げられる抵抗値に、歩くときには立脚期に曲がらない抵抗値に、それぞれ担当義肢装具士が調整をします。

この適度な油圧抵抗を伴いながら膝を曲げられる機能をイールディング機能といいます。膝折れを防ぎ、階段を交互に降りたり、坂道を滑らかに歩いたりすることができます。

普段の微調整はコックピットアプリでユーザー自身が行うことができます。

C-Braceでできること

C-Braceでできること

膝を曲げながらの滑らかな歩行

C-Braceは、膝がしっかり伸びていること、大腿部が前方へ傾いてきたこと、そして前方へ動いていることなどの歩行の動きを検知して遊脚相へ切替わります(膝が曲がります)。路面環境に関わらず、また、歩行速度に関わらず、センサーの機能によって切り替えのタイミングを的確に制御することができます。

また膝が曲がり滑らかな歩行になると共に、代償運動が出現しにくくなります。身体への負担が軽減され、歩行をもっと楽にできるKAFOです。



入手の流れ

1.評価、適応の確認

DTO (評価用試着機) を使用し、C-Brace の適応があるか確認します。DTO はオットーボックがご用意します。

2-3時間かけて、進めていいのか最終チェックをします。



適応例

C-Braceの適応

C-Brace の基本的な対象者は、歩行することが困難、下肢の筋力が弱く膝のコントロールが難しい方です。

適応疾患例
- 脊髄損傷
- ポリオ・PPS
- 末梢神経損傷による筋力低下など
その他適応になる疾患もあります。

また下記の要件を満たしている必要があります。
□ 痙性がないこと(あっても微弱)
□ 体幹の筋力がしっかりしていること
□ 足を振り出せるくらい股関節の筋力があること
□ 股関節の筋力はなくても腰などを使い足を振り出せること
□ 膝の屈曲拘縮が10度以上ないこと
□ 膝の内外反変形が10度以上ないこと
□ 体重が125kg以下であること
□ 脚長差が15㎝以下であること

注意


C-Braceには下記の機能がついてないので、C-Braceの機能がユーザーの生活で必要な機能か見極めることが重要です。

- パワーアシスト機能はありません。
- 防水機能はありません。(生活防水はあります)
- 歩行用であり、走行・跳躍には向いていません。

バッテリーについて

充電

1回の充電でおおよそ2日間の使用が可能です。
使用可能時間は、使用状態によって大きく異なりますので、必ず毎日充電を行ってください

〈初めて使用するとき〉
少なくとも3時間は充電してください。

〈充電がなくなった場合〉
複数回の警告(ビープ音とバイブレーション)の後、自動的にセーフティーモード(膝折れしにくいが、なんとか座れるぐらいの状態)に切り替わります。セーフティーモードの状態は担当義肢装具士と事前に確認しておく必要があります。

ダウンロード

C-Braceカタログ

C-Braceの製品カタログをダウンロードして頂けます。
医師または義肢装具士など医療従事者向けです。

others

17KO1 C-Brace

ダウンロード (PDF 1.45 MB)
others

C-Brace 理学療法ガイドライン

理学療法士向け。
ダウンロード (PDF 2.98 MB)
取扱い製作所

取扱い製作所

C-Braceの取扱いがある製作施設はこちらからご覧いただけます。

*ライセンス取得に興味がある義肢装具士の方はオットーボック・ジャパンへご連絡ください。