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SCO

E-MAGアクティブ

製品概要

E-MAG アクティブとは

膝を曲げて歩けるKAFO

E-MAGアクティブと書いてイーマグアクティブと読みます。
E-MAGアクティブの大きな特徴は、遊脚期においてロック解除し、膝を曲げて歩けるということです。

一般的に多く普及している固定膝継手は、膝折れを起こさないので安全ということができます。
しかしながら、遊脚期に足をすらないように、麻痺肢の分回し歩行や非麻痺側肢の伸びあがりなど代償運動を伴い歩く必要があります。膝を曲げながら歩くことで、体の負担を大きく減らすことができます。

またコンパクトサイズで、遊脚期へ切替わる仕組みもシンプルで分かりやすい点も特徴の1つです。

歩行の特徴

歩行の特徴

E-MAGアクティブ歩行パターン

ロックとロック解除を自動で切り替え

内蔵されているセンサーが、遊脚期のタイミングを検知し、ロックを解除。
そのまま脚を振り出すことで、膝が曲がりながら遊脚期を迎えます。
振り出された脚が伸展位になり、立脚期に入る際には、再度ロックがかかります。

歩行比較動画

脊髄損傷不全麻痺症例

ユーザー徳永様による歩行比較動画です。

以前は、固定膝継手の長下肢装具を長期間使用されていました。
E-MAGアクティブでは、膝を曲げて歩行ができ、体の負担が大きく変化したことを感じていらっしゃいます。

動画を見ても左右動揺や代償運動の減少が明確です。

座位動作もご覧いただけます。(動画50秒~)

機能

機能

バッテリー切れなどを起こすと、安全のため固定膝継手の状態になり、自動ではロック解除はしません。
この場合、手動でロックを解除し、座位を取ることが可能です。

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座る動作

椅子に座る際、コントローラーのボタン操作によってロック解除することができます。立ち上がると通常の歩行モードに戻ります。
   
この時、E-MAGによるサポート機能はありません。
安全を確保して、ロック解除を行ってください。

適応

適応

下肢麻痺者

✓ 膝関節の屈曲拘縮 15°以下
 15°以上ある場合、膝継手のロックをかけることが困難です
✓ 体重が100kg 以下
✓ 体幹が安定していて脚を振り出すことができる
✓ 股関節の屈曲拘縮がない
✓ 制御が難しいほど高い痙性がない
✓ KAFOを座骨支持式で使用していない
✓ 前額面で、生理学的に逸脱した変形がない

構成

構成

E-MAGアクティブはコントローラーとバッテリー、膝継手本体で構成され、それぞれをケーブルで接続します。

コントローラー
・2D加速度センサー内蔵
・歩行時における、膝継手のロック/アンロックを制御
・大腿部の外側に設置する

バッテリー
・満充電で5,000歩が目安(ロック解除が5,000回

膝継手
・前長13cm程度でコンパクト設計
・通常歩行モードと「フリーモード(自転車マーク)」の切替えが可能

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E-MAGアクティブ / 膝継手

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E-MAG用コントローラー

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E-MAG用バッテリー

デザイン

デザイン

E-MAGアクティブは、ラミネーション または プラスチックモールドで製作が可能です。
どのようなデザインが適しているかは、担当の義肢装具士および医療従事者とご相談ください。

パーツの詳細は【E-MAGマニュアル】ページをご覧ください。

ダウンロード

カタログ

file-pdf
カタログ

17B203 E-MAG アクティブ

2025.02更新
2025.02更新
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取扱説明書

E-MAGアクティブ クイックスタートガイド ユーザー用

関連情報

関連情報

E-MAGアクティブ 長下肢装具 KAFO膝継手 遊脚相が作れる

E-MAG 動画