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はじめての義足:断端・健側のケア

通院でのリハビリテーションの場合、切断者自身で断端部分と傷口、そして健足のケアをすることになります。
入院している間は医師や看護師が傷口を消毒し、包帯を取替えてくれますが、リハビリテーションに入ると自分で断端、傷口、健足をケアすることになります。継続的にケアしなければ快適に義足を装着することはできません。

断端・健側のケア

断端のケア

断端の皮膚にしわや傷ができてしまった場合には、感染を防ぐために集中的なケアが必要になります。このケアについては、リハビリテーションチームからアドバイスを受けてください。さらに、断端をケアする際に、傷、褥瘡や水ぶくれがないか確認してください。このような症状が見つかった場合には治療を受けなければなりません。断端の裏側も鏡を使用して確認してください。定期的な断端のマッサージと丹念な傷口のストレッチも重要です。

また朝断端を洗うと、断端の皮膚がふやけるため、普段より装着が難しくなることに留意してください。

はじめての義足/義手 切断後の断端・健側のケア

健側のケア

切断直後には、まだ断端に大きな負荷をかけることができないので、より健足側に体重がかかります。
健足側の小さな傷にも注意してください。特に感染してしまった場合は危険です。全ての傷は直ぐに治療をしなければなりません。健足側も常に健康な状態にしておくことが重要です。さらに、定期的に脚の指の爪も丁寧に切っておいてください。足の感染症にかかった場合には、足の専門医にかかってください。

健足のケアのためには、履き心地が良く、サイズの合った靴を履くことも重要です。インソールの使用もお勧めします。靴の選択に加え、靴下の選択も重要です。汗を良く吸収するウールやコットン素材で、血行を妨げないようゴムがきつくない靴下を選んでください。ストッキングやソックスが折れ曲がらないように履き、毎日洗濯してください。汗の塩分が付着したままだと皮膚を刺激し感染を引き起こします。

裸足で車いすに乗らないことも重要なポイントです。健足に傷をつける危険性があるので裸足で立ったり、歩くことも避けてください。ベッドで寝ている時は褥瘡ができないように健足の踵と足首にパッド置くことも良いでしょう。

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はじめての義足

はじめての義足

切断から切断後まで

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義足の種類と構造

義足には切断レベルに応じて様々な種類があり、さらに義足を構成するパーツも防水機能付きなど多種多様です。